「自由への疾走」の前に一迷走

※備忘録　2018年、9月10日（月） 【世界一周（8日目）カナダ】


カナダ・バイクツーリング、6日目です。

さて、昨晩はずっと雨でした。





朝、雨が止んだタイミングでテントは撤収したけど、まぁ、びっちょびちょです。




なんか天気も良くないんで、早々に出発する気になれず、


管理棟の隣にある、立派な東屋で、写真の整理と、カナダ最終日に泊まる宿の予約等を済ませ、


11時頃になって、ようやく重い腰を上げ、キャンプ場を出発しました。






とはいえ、バイクで走りだすと、雨が降り出し、なかなか厳しい峠越えルートの走行となりました。




道中には、「グレーシャー国立公園（Glacier National Park of Canada）」エリア内の、


けっこう標高が高い「ロジャーズ峠（Rogers Pass）」があり、それを超えていく必要があって、


実際に走ってみると、雨はずっと降ってるし、工事区間も多いしで、スゲー寒く辛い思いをしました。




天気が良ければ、ここも快走路だったんだろうけど、今日は、ただの苦行走行でした。






峠を無事に超えてきて、さすがに寒かったんで、「Skunk Cabbage Boardwalk Trail」という場所で休憩。





この辺りは、ザゼンソウ（水芭蕉みたいな植物）の群生地らしいです。




で、しばらく休憩したら、再び走り出し、「レブルストーク（Revelstoke）」の街に到着。



ここにきて、やっと晴れ間が見えてきました！




昼時なんで、今日も、エンダー（A&W）に！



一人旅してる分には、気軽に立ち寄れるし、満足度が高くてコスパ良し！




この辺り、公園（Woodenhead Park）もちゃんと整備されていて、









そのすぐ脇を流れる「コロンビア川（Columbia River）」もキレイでした！




なんか、街の印象も良いんで、今日はもう先へ進むのはやめて、ここへ泊まる事にしました。




で、14時頃、近くのキャンプ場「Lamplighter Campground」へ行ってみて、







場内を見てみると、手入れが行き届いてて雰囲気も良さそうだったんで、ここに決定！




テントの設営が完了すると、







しばらくしたら日差しも出てきて、濡れてた幕も乾かす事ができました。




あと、ここのキャンプ場で、何気に感動したのが、シャワールームの、床の仕切りが機能していたことです。


海外のシャワールームって、だいたいが構造的に微妙で、いつも脱衣する場所の床までびしょびしょになるっていう。


小さなことだけど、こういう配慮が無いんだよね～






さて、その後はちょっとゆっくりしたら、買い出しをしに行って、









ついでに、「レブルストーク鉄道博物館（Revelstoke Railway Museum）」にも寄ってみました。


何気なく入館してみたんだけど、展示物も充実していて、面白かったです！




今日、超えて来た、ロジャーズ峠があるセルカーク山脈は、大陸横断鉄道を建設するうえで、最難関の峠だったそうです。


やっぱり何事も、その歴史的な背景を知ったうえで旅をしてる方が、深みが違うんだろうな。（と、ちょっと反省。）




いや～、今日も、ちょっとしか走ってないです。




本日の走行距離：167.8km
6日間の総走行距離：1,585.2km