2019年08月26日
北アルプス(表銀座)テン泊縦走 3日目!
【3日目ルート】
大天荘 → 大天井ヒュッテ → ヒュッテ西岳 → 水俣乗越 → ヒュッテ大槍(山小屋泊)
朝、4時半過ぎに目覚めて、
しばらくしたら、外がざわついてきたんで、自分もテントの外へ出てみます。
で、無事に、寝過ごすことなく、太陽が昇ってくる瞬間を見ることができました。
山に泊まると、夕景に、星空、ご来光がもれなくセットで、キレイに鑑賞できるのは嬉しいですね!
さて、今日は、6時半頃に出立できました。(まわりの人達は、もういませんけど。)
まずは、大天井ヒュッテを目指して、下っていきます。
30分程で、ヒュッテへ到着し、
牛首展望台は、スルーして、先へ進みます。
今日も暑くなりそうだけど、この時間帯は、まだ快適に歩くことができます。
次は、ヒュッテ西岳を目指します。
しばらく歩いて、ビックリ平を過ぎた辺りから、再び、槍の雄姿を望めるナイスビュー区間です!
また、アップダウンも程々で、歩いてて楽しいです!
そんな区間を過ぎると、西岳がもう目の前に近づいてきました。
テレビ局のクルーの人達も、この辺りで小休憩してました。
しかし、この人達、けっこうな大荷物を背負ってるんだけど、流石の健脚っぷりでしたね!
10時ちょい前、ヒュッテ西岳に到着し、
まずは、ペットボトルのジュース(ついに、600円に高騰した。)を買って、喉を潤し、長めの休憩をします。
ここのテント場も、展望が良さそうなんで、ちょっと気になりますが、
日蔭が皆無で、けっこう厳しそうな場所でした。
さて、目の前には、これから進む槍方向への道程が見えてるんだけど、
もう見るからに東鎌尾根が辛そうで、今日行くの止めようかなって、一瞬心が揺らぎましたね。
10時40分頃、意を決して出発します。(西岳には登らず。)
とりあえず、殺生ヒュッテのテント場を目指すことにします。
で、まずは猛烈に急降下させられます!w
途中、槍沢方面を展望できて、ババ平に張られたテントもはっきり確認できました。
水俣乗越を過ぎれば、あとは東鎌尾根を登り上げていくだけです。
と言っても、道中、地味に何度か、登ったり、下ったりを繰り返され、
槍も近くに見えてるようで、なかなか距離が縮まないってのが実感で、けっこうタフな道で、
足腰の疲れも多少あるけど、いいかげん肩の痛みがヤバくて、休憩の数を増やさざるを得なくなってきました。
あと、天気も怪しくなってきて、遠くでは雷鳴も聞こえてきました。
稜線上で、雷とかシャレになんねぇーなって思ってたら、ついに雨も降り出し、
面倒だけど、ザックカバーを装着して、上下ハードシェル(いまどきの超軽量レインウェアが欲しい!)を羽織ります。
けっこう本格的な雨だったんで、途中、適当な岩陰で雨宿り(自分の他にも2組一緒に。)をして、雨脚が弱まるのを待つ事にしました。
しばらく待ってたら、眼下に虹が架かり、これを機にもうひと踏ん張りして、
ようやく、14時過ぎに、ヒュッテ大槍に到着となりました。
まぁとりあえず一安心なんだけど、雨脚も強いままで、この雨の中、テントを設営するのも億劫になり、
部屋に空きがあったんで、今日はここに泊まる事にしました。(てか、あっさり心が折れました!w)
山小屋の受付を済ませたら、部屋(今日は、一畳分使用できました。)に落ち着き、
濡れたハードシェルやザックカバー、靴等を乾燥室へ運びこみます。(翌日の事を考えると、これはホント助かります。)
ヒュッテ大槍での料金は、1泊夕食付で、9,800円(素泊まりは、7,000円)で、なんか夕食代がクソ高いけど、
ドリンクバー(コーヒー、ミルクティー、レモネード等)が、500円飲み放題で、これは、かなり嬉しい料金設定でした!
荷物の整理が済んだら、後は、マンガでも読みながら、まったりって感じです。
そうこうして、16時頃になったら、ようやく雨も止んで、虹がキレイに架かりました!
こんな色の濃い虹も、久し振りに見ました。
で、青空も出て、槍もお目見え!
天気も、回復傾向で良い感じです。
その後も、いろんな方角に虹が架かり、ダブル(副虹)のものも出現!
17時半になったら、夕食(野菜は嬉しいけど、まぁ、普通のメニューです。)を、美味しく頂き、
夕景をチラ見したら、部屋に戻り、夜まで仮眠することにしました。
で、夜になり、消灯時間(21時)を過ぎたら、外へ出て、星空の撮影を!
今晩も、月の影響でだいぶ明るかったけど、槍と星空を一緒に撮れて満足です!
さて、明日は、いよいよ槍ヶ岳へ登ります。